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2008年04月23日(水) 06時55分

米ガソリン需要は前週比2.1%増加、価格は上昇=マスターカード・アドバイザーズロイター

 [ニューヨーク 22日 ロイター] マスターカード・アドバイザーズが22日発表したスペンディングパルスの週間報告によると、4月18日までの週の米ガソリン(小売り)需要は1日平均931万8000バレルとなり、前週比2.1%増加した。前年同週比では3.1%増となった。
 マスターカード・アドバイザーズのバイスプレジデント、マイケル・マクナマラ氏は「年初以降のガソリン需要は前年比0.46%減少した」と指摘。需要の減少傾向について、ガソリン価格高が原因である可能性が高いとの見方を示した。また、春季は運転量が増える傾向にあることから、ガソリン需要が増加するのは異例ではないと話した。
 ガソリン平均小売価格は1ガロン=3.42ドルと、前週から0.07ドル上昇し、マスターカードが同統計を開始して以降の最高水準となった。
 過去4週間の平均ガソリン需要は1.5%減少した。
 スペンディングパルスは、マスターカード<MA.N>傘下マスターカード・アドバイザーズの小売り調査部門。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080423-00000530-reu-int