記事登録
2008年04月23日(水) 19時13分

<フィルタリング>利用者が半年間で1.6倍の342万人に毎日新聞

 携帯電話から有害サイトに接続できないようにするフィルタリング(閲覧制限)サービスについて携帯電話会社などで作る電気通信事業者協会は23日、利用者が3月末で342万6000人になり、半年間で約1.6倍(約133万人増)になったと発表した。協会によると、インターネットに接続できる携帯電話を持つ小中高生のうち、フィルタリングサービスの利用者は46%程度という。

 携帯電話各社は1月から、未成年の新規契約者は保護者の申し出がない限り、原則としてフィルタリングサービス加入とするなど、対策を強化している。

 有害サイトをきっかけに未成年者が犯罪に巻き込まれる事件が相次ぎ、有害情報から未成年者をどう守るかが社会的な課題になっている。【前川雅俊】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080423-00000086-mai-bus_all