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2008年04月22日(火) 10時06分

バングラデシュの元旦を祝うオーマイニュース

 2008年4月20日(日)、池袋の東京芸術劇場へ足を運ぶと、会場前の公園は、大変な人だかりだった。しかも9割が外国人だ。

盛り上がる祭りの様子など、ほかの写真も見る

 何? と言う事で聞いてみた。

 毎年、池袋西口公園で開催されている「カレーフェティバル&バングラデシュ ボイシャキメラ(お正月祭)」だそうだ。

 4月14日がバングラデシュの元旦なので(ベンガル暦)、それを祝うとともに、食文化や民族衣装の紹介など、様々なイベントを催しているとのことだった。

 私も、公園をぐるりと回ったが、こんなに日本にベンガル人がいるのかと言うほどの賑わいぶりだった。

 催事の中で、もっとも人気があるのはやはり食べ物。メインイベントのカレーフェスティバルでは、雑誌で取り上げられる人気店なども含めて、20店以上が出店しており、ラッシー、タンドリーチキン、サモサ、ビリヤニ、カレーを味わえる。

 私も、小腹が空いたのでちょっといただいた。ココナツミルクにタンドリーチキン、いずれも¥300。普通、お店ではこれほど安く食べることは出来ないであろう。

 また、カレーもセットで5〜600円。他にも、サモサ、ビリヤニなど非常に気になるモノもあったが、どれもボリュームがあったため、すべてを食べることはできなかった。

 さらに、メインステージが設置してあり、バングラデシュ現地で人気のアーティストのコンサートなどもあり、大変盛り上がっていた。

 メインステージには、バングラディシュと日本の国旗が掲げられていた。よく見ると、バングラディシュは緑地に赤丸という日本と色違いの国旗なのだ。今まで遠い国に思えたが、国旗を見て親近感が湧いてきた。

 イベントを通じてだが、バングラディシュの文化を、文字通り、肌で感じることができたことが収穫だった。

(記者:大野 もとみち)

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