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2008年04月22日(火) 12時00分

50度の熱さで、記念日を強制的に思い出させる指輪WIRED VISION

記念日を思い出すには、肌を焼かれるに限る。忘れっぽい人(あるいは、秘密にしている第2の家族をたくさん抱えている人)は、この『Remember Ring』を検討してはいかがだろう。

仕組みはこうだ。特別な日が始まるちょうど24時間前になると、指輪の内側にある『Hot Spot』が約10秒間、摂氏50度近くまで熱くなる。一度では効果がない場合に備え、指輪はそれから1日中、毎正時に熱くなるのを繰り返す。

この指輪を販売する米Alaska Jewelry社では、指輪が熱くなったときの感覚を「不快に感じるには十分だが、やけどをするほど熱くない」と表現している。

複数の指輪をつける男性もいるようだ。実際、利用者の1人であるJon Harshmen氏は、家族愛の深さを証明すべく、この指輪を2つつけている。1つは結婚記念日、もう1つは生まれたばかりの子供の誕生日を覚えておくためだ。

「これは拳銃のようなものだ」とHarshmen氏は説明している。「必要ではなくても持っている方が、必要だが持っていない、という状態よりも良い」。このHarshmen氏、結婚相手としてはなかなかいい男のようだ。

『TechDigest』の記事「大切な日付を記憶に焼き付ける『Remember Ring』」を参考にした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080422-00000000-wvn-sci