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2008年04月20日(日) 18時37分

守屋前次官ら、起訴事実認める見通し 21日初公判朝日新聞

 防衛装備品の納入をめぐる汚職事件で、収賄罪などに問われた前防衛事務次官の守屋武昌被告(63)ら4人の初公判が21日午前10時から東京地裁で開かれる。守屋前次官や、贈賄罪などに問われた軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸被告(69)ら4人は、いずれも起訴事実を認めるものとみられる。

 初公判では、ゴルフ接待を受けたり、現金を受け取ったりしたとされる守屋前次官が、防衛装備品の調達で宮崎元専務側に便宜を図った経緯などについて、検察側が冒頭陳述でどのように主張するかが注目される。

 起訴状によると、守屋前次官は03年8月〜07年4月に、宮崎元専務から北海道や九州などへのゴルフ旅行や埼玉県などでの日帰りゴルフなど計約886万円相当のゴルフ接待を受けた。計約363万円の現金も受け取った。また、昨年10月と11月にあった国会の証人喚問で虚偽の証言をしたとされる。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0420/TKY200804200129.html