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2008年04月20日(日) 02時31分

映画「靖国」の右翼向け試写会、意見さまざまオーマイニュース

 東京や大阪の5映画館が上映を中止した映画『靖国』の右翼系団体幹部向け試写会が18日、東京・新宿の「ロフトプラスワン」で開催された。100名以上が来場、「外には公安が4〜5人待っている」とのアナウンスもあったが、目立った混乱はなかった。

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 一水会の木村三浩代表は「映画を見た上で議論したい」と挨拶。試写後は「(一連の騒動で)不幸にも映画にプレミアがついた。話題になったことで、多くの人が見たいという状況になっている」(木村代表)とも。

 登壇者・来場者からは上映後「反日的だ」「不快感きわまりない」「神道への理解がない」「テレビのドキュメンタリー番組以下の駄作」と批判的な意見が目立ったが、「反日的な映画ではないと思う」という意見もあった。

 文化庁所管の独立行政法人「日本芸術文化振興会」からの助成金750万円に関して、「こんな映画300万(円)かからずに撮れる」「(助成金返還を求める)訴訟を起こすべき」といった意見が噴出した。

(記者:山本 宏樹)

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