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2008年04月19日(土) 17時00分

飲酒運転:根絶呼び掛け 2教員の懲戒免職処分受け、県教委が緊急会議 /徳島毎日新聞

 飲酒運転をした教員2人が懲戒免職処分となったのを受けて、県教委は18日、県内市町村教育長や県立学校長らを県立総合教育センター(板野町犬伏)に緊急招集し飲酒運転の根絶を呼び掛けた。
 冒頭、村澤普恵・県教育委員長が「県全体の教育に対する期待を裏切り、信頼が失われて遺憾の極み。事務局職員、教職員一人一人のしっかりとした自覚が必要」とあいさつ。福家清司・県教育長は「これまでの取り組みが十分な効果を果たしていないということ。自らの問題として深く受け止め、今後、より一層気を引き締めてほしい」と訓示した。この後、研修の徹底、実践事例も紹介された。
 また、15日に県立高校生が硫化水素で自殺を図ったとみられる事例にからみ、命を大切にする「心の教育」の充実なども確認した。
 県教委は17日にも、緊急幹部会議で、再発防止の徹底を訴えている。【井上卓也】

4月19日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080419-00000142-mailo-l36