2008年04月19日(土) 13時03分

東国原・宮崎県知事：庄内地方訪れ、県産品をトップセールス　　／山形（毎日新聞）

　宮崎県の東国原英夫知事が１８日、庄内地方を訪れた。鶴岡市余慶町の生協共立社「鶴岡協同の家こぴあ」では、宮崎県産品をトップセールスし、酒田市本町２の市民会館では、お笑い芸人時代のエピソードを披露した。
　「こぴあ」では、地鶏や焼酎などを販売する「南国・宮崎フェア」を２０日まで開催中。夏みかんに似た「日向夏（ひゅうがなつ）」を振る舞う予定だったが、待ち構えた大勢の買い物客にもみくちゃの歓迎を受け、あえなく断念。約８００人の市民が集まった屋外ステージでは「鶴岡の女性は握手が情熱的だ」などと切り出し会場を沸かせた。
　一方、酒田市民会館では「〜地域の連携の重要性と活性化〜地方に元気と活力を」と題し講演。お笑い芸人から政治家を志した道のりを語った。ビートたけしさんの運転手役を務めた際には、たけしさんが首を左に振る癖を、左折の指示と間違えて左に曲がり続けたエピソードを紹介した。話題は終始脱線ぎみだったが何度も会場の爆笑を誘った。最後は「地域をどげんかせんといかん。エイエイオー」と得意のせりふで締めくくった。【長南里香、釣田祐喜】

４月１９日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080419-00000092-mailo-l06