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2008年04月19日(土) 19時57分

消費者行政への財政支援求める 仙台でシンポ朝日新聞

 消費者行政の強化策を考えるシンポジウム(仙台弁護士会など主催)が19日、仙台市であり、約250人が参加した。自治体の消費者行政予算が大幅に減り、相談員の待遇が悪化している問題も取り上げられ、国の支援を求める声が相次いだ。

 菊地修弁護士(仙台弁護士会)は、相談員がいる全国の消費生活センターの予算はここ10年間で18%減ったとして「錆(さ)びたアンテナからは新鮮な情報は期待できない。国による財政支出を強く求める」と報告した。

 明治学院大学の圓山(まるやま)茂夫准教授は、相談員の多くが年収180万円ほどで働き、残業代や交通費などがカットされている実情を報告。「国が必要な資金を供給する根拠法が必要だ」と訴えた。

 そのほか、「相談員の雇用は3年で13%、5年で38%の人が打ち切られる。経験のある人がもったいない」(菅美千世・全国消費生活相談員協会東北支部長)といった地方の相談業務の強化を求める声が上がった。

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