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2008年04月18日(金) 08時02分

練馬の会社員、硫化水素自殺産経新聞

 17日午後6時半ごろ、東京都練馬区豊玉北のマンション一室で、トイレから異臭がして会社員の男性(30)が倒れているのを帰宅した母親(57)と妹(27)が見つけ、119番通報した。男性は病院に搬送されたが間もなく死亡。母親と妹も気分が悪くなり搬送された。

 警視庁練馬署の調べでは、男性のそばにバケツがあり、洗剤などを混ぜた跡があったことから、硫化水素を発生させて自殺を図ったとみられる。男性には精神科の通院歴があり、これまでも数回、自殺を図ったことがあるという。

 周囲に異臭が広まったため、マンションの住人14人が一時避難する騒ぎとなった。

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