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2008年04月18日(金) 10時24分

福島県立美術館のレストラン撤退 オーマイニュース

 2008年4月12日、福島市森合にある福島県立美術館(図書館と同じ敷地、通路でつながっている)は、入居していたフレンチレストランが撤退したまま再オープンした。

 地元2大紙の「福島民報」(福島・郡山本社版共載)、「福島民友新聞」などによれば、福島県の条例で、県立美術館のレストランの使用料は、年額で約250万円(土地使用料含む)と定めているが、6割の負担を免除する減免措置を設け、約100万円で貸していた。

 しかし、歳入の増額を図るために、軽減措置の見直しをレストラン側に打診したところ、採算の見込みがないと判断し、3月23日を最後に撤退したという。

 開館から20年を超えるが、レストランが撤退したのは初めてだ。図書館の利用者も、レストランで食事をしていただけに残念だ。付近には喫茶店やラーメン店などがあるものの、絶対数が少ない。1日も早い再オープンを望む。

(記者:高橋 健太郎)

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