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2008年04月18日(金) 00時31分

米国人夫妻の無罪確定=次男せっかん死、控訴せず−東京地検時事通信

 東京都品川区の自宅で次男=当時(4)=をせっかん死させたとして、傷害致死罪に問われ、一審で無罪判決を受けた米国籍の武術家(52)と妻(48)について、東京地検は17日、控訴しないことを決めた。18日午前0時、無罪が確定した。
 東京地裁は3日、「夫妻以外の者が暴行した可能性を否定できない」と判断した。
 夫妻は1994年10月、次男を角材で何度も殴るなどして死亡させたとして起訴され、2000年6月の逮捕以来、7年10カ月間拘置された。 

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