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2008年04月18日(金) 16時40分

人民網「善光寺聖火リレー辞退」—チベット問題触れずサーチナ・中国情報局

 人民日報社が運営するインターネットサイトの人民網は18日午後、長野市の善光寺が26日朝に予定されていた北京五輪の聖火リレーの出発式の開催を辞退し、長野市なども了承したと伝えた。

 人民網は日本メディアの報道として、長野県警関係者は、警備には警官3000人を動員するため、この時期の変更は警備陣にとっても大きな負担になると紹介した。

 善光寺側が辞退の理由として挙げたとされる、◆国宝の本堂や重要文化財の三門の保護◆境内の規制による参拝者に対する迷惑◆チベット問題での宗教者に対する弾圧への憂慮——に、人民網は触れなかった。

 善光寺については、1400年以上の歴史を持つ日本の有名な観光地で参拝の対象で、1998年の長野冬季オリンピックの開会時には、善光寺の鐘が世界の平和を祈って鳴らされたと紹介した。(編集担当:如月隼人)

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