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2008年04月17日(木) 17時49分

IPAを騙る「なりすましメール」、ウイルス感染の恐れもScan

 IPA/ISEC(独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター)は4月16日、同機構を騙った「なりすましメール」が出回っていることを確認したと発表した。メール本文には、同機構がWebで公開している情報セキュリティに関わる注意喚起や調査報告書について書かれており、PDFファイルが添付されている。このPDFファイルにはウイルスが仕掛けられている。

 Adobe Readerの脆弱性を修正していない場合にこの添付ファイルを開くと、PCがウイルスに感染する可能性が高く危険なため、すぐ削除するよう呼びかけている。なお、現在確認している「なりすましメール」には、メールアドレス「vuln-inq@ipa.go.jp」、件名「セキュリティ調査報告」、添付ファイル名「調査報告書.pdf」という特徴があるとしているが、これらは変わる可能性があるため、これ以外の場合でも注意が必要としている。


【セキュリティ用語解説】
情報処理推進機構(Information-technology Promotion Agency, Japan)とは
https://www.netsecurity.ne.jp/dictionary/ipa-j.html
なりすまし(Spoofing)とは
https://www.netsecurity.ne.jp/dictionary/spoofing.html
ウイルス(Virus)とは
https://www.netsecurity.ne.jp/dictionary/virus.html
脆弱性(Vulnerability)とは
https://www.netsecurity.ne.jp/dictionary/vulnerability.html


【関連リンク】
IPA/ISEC:IPA を騙った「なりすましメール」にご注意ください
http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert20080416.html


この記事は有料会員制セキュリティ情報サービス Scan のニュースの一部を抜粋し掲載しています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080417-00000002-vgb-secu