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2008年04月16日(水) 14時37分

ASUS、第2世代の「Eee PC 900」を正式発表Impress Watch


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 台湾ASUSTeK Computerは15日(現地時間)、小型ノートPC「Eee PC 900」を正式発表した。製品の大まかな仕様などは3月にドイツで開催されたCeBITで公表されていたが、今回細かな仕様も公開され、発売が近づいてきたようだ。

 現行モデルとの大きな違いは、液晶が800×480ドット(WVGA)表示対応7型ワイドから1,024×600ドット(WSVGA)表示対応8.9型ワイドになり、SSDの容量が増えた。なお、Windows XP Home Editionモデルは12GB(4GBオンボード+8GBフラッシュ)、Linuxモデルは20GB(4GBオンボード+16GBフラッシュ)と記載されており、物理的に2つあるフラッシュメモリを1ドライブとして構成しているようだ。

 また、CeBITの時には語られていなかったが、タッチパッドが「FingerGlide」と呼ばれるマルチタッチ技術を搭載していることが明らかになった。マルチタッチはAppleのiPod TouchやMacBook Airなどに搭載されているポインティングインターフェイスで、パッド上で2本の指でつまむような動作をすると画像を縮小したりといった操作ができる。

 このほかの主な仕様は、CPUとチップセット(ビデオ機能内蔵)がIntel製のモバイル向け製品、メモリがDDR2 1GB。インターフェイスは、IEEE 802.11b/g無線LAN、130万画素Webカメラ、SDカード(SDHC)/MMCスロット、USB 2.0×3、ミニD-Sub15ピン、イヤフォン、マイク、Ethernetなど。

 本体サイズは225×170×20〜38mm(幅×奥行き×高さ)、重量は990g。Windowsモデルは統合オフィスソフト「Works」が付属する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080416-00000021-imp-sci