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2008年04月15日(火) 08時00分

携帯ネット制限、「浸透せず」52%産経新聞

 インターネット上の有害情報へのアクセスを制限する「フィルタリングサービス」について、携帯電話販売店の約52%が、18歳未満の青少年に「あまり利用されていない」と感じていることが14日、都の調査で分かった。ネットを通じて子供が犯罪に巻き込まれるケースが増えているなか、対策が進んでいない実態が明らかになった。

 調査は2月、都内の携帯電話販売店、家電量販店計1047店舗を対象に行い、387店舗から回答を得た。フィルタリングの告知・推奨は約85%の店舗で実施されていたが、告知と推奨を義務づけた都条例の認知度は約40%にとどまった。

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