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2008年04月15日(火) 17時01分

覚せい剤で意識混濁か=不明女性、電話で悲鳴−「男2人に」の訴えも・警視庁時事通信

 東京都江戸川区の無職石田佳奈子さん(19)が車で連れ回され、行方不明になった事件で、石田さんが自宅などに電話で助けを求めた際、悲鳴や意味不明な通話をしていたことが15日、警視庁捜査1課の調べで分かった。
 覚せい剤を打たれ、意識混濁の状態だった疑いがあり、同課は監禁容疑などで逮捕した無職塩野直樹容疑者(26)を追及するとともに、山梨県内の山林を捜索している。
 調べによると、石田さんは6日正午すぎ、自宅などへ短時間の電話を数回かけ「男に連れ回されている」「助けて」と訴えた。
 「キャー、キャー」との悲鳴や、意味不明な通話もあったほか、「2人組の男にホテルに連れ込まれそうになった」という内容もあった。
 石田さんは「注射を打たれた」とも訴えており、塩野容疑者は石田さんに覚せい剤を使ったと認める供述をしている。 

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