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2008年04月14日(月) 13時47分

ヤミ専従職員、社保庁が超過勤務手当支給読売新聞

 社会保険庁職員が過去に無許可で、違法な労働組合の専従活動(ヤミ専従)をしていた問題で、ヤミ専従を行っていた職員に、勤務実態がないにもかかわらず超過勤務手当が支給されていたことがわかった。

 14日の衆院決算行政監視委員会で、自民党の葉梨康弘氏がただした。葉梨氏は、超勤手当の支給には、社会保険事務所長や上部組織の社会保険事務局の一部が関与しており、ヤミ専従が組織ぐるみで行われていたと指摘した。

 超勤手当の支給については、社会保険事務局の人事担当係長が、ヤミ専従の職員が通常の勤務時間外に行った組合活動の時間を集計し、事務所長に連絡。事務所長が超勤手当の対象として、支給を決定していたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080414-00000020-yom-soci