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2008年04月14日(月) 12時00分

フォード社、ドライバーの死角を解消する2つの新技術WIRED VISION

死角は、自動車保険料が上場し続ける原因だ。そこで米Ford Mortor社は、ドライバーが見えないところを見られるように支援する2つの技術を導入しようとしている。

どちらの技術も、2009年から一部の車種に標準装備される予定だ。ただし、どの車種に搭載するのかFord社はまだ発表していない。

『Blind Spot Mirror』(写真上)は、サイドミラー上部の角に、ドライバーの死角を映し出すことだけを目的とした凸型補助ミラーが組み込まれているのが特徴だ。ただし、後付けの製品とは異なり、Blind Spot Mirrorは単一の鏡面を利用している。

『Cross Traffic Alert with Blind Spot Monitoring System』(写真下)は、レーダーを使って死角に入った物を検知する。ドライバーが駐車スペースからバックで出ようとして、駐車している他の車に視界を遮られるような場合に有効だ。

このシステムでは、左右のリア・クォーターパネルに多重ビームレーダー・モジュールが1基ずつ備わっている。他の車が死角に入ると、サイドミラー上のインジケーターが点滅し、ドライバーに警告する仕組みだ。

[ドライバーが外にいても良いという、BMW社の自動駐車システムについての過去記事はこちら]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080414-00000002-wvn-sci