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2008年04月13日(日) 10時00分

ますます過激になるAV業界日刊ゲンダイ

 9日、埼玉県東松山市の「マクドナルド東松山イトーヨーカドー店」でアダルトビデオを撮影し、業務を妨害したとして、東京都小平市のAV監督・石井邦和(51)が、公然わいせつ、偽計業務妨害の疑いなどで逮捕された。
 1月24日の午後3時頃、女優、男優、見張り役の3人とともに客を装って入店し、座席で男優が女優の下半身を触る行為を約30分間撮影。怪しんだ客が、「変なことをしている」と警察に通報した。
「石井は特に有名なAV監督でもなく、20万円程度の低予算で撮って大手に売り込む、いわば下請け監督のようなもの。今回の映像も『業者に売るつもりだった』と供述しています」(捜査事情通)
 それにしても、なんでわざわざ白昼堂々、マックで? フーゾク誌ライターが言う。
「痴漢モノや野外露出モノのファンは多いが、電車やバス、居酒屋などのセットを組むとカネがかかるので、大手制作会社はやりたがらない。かといって、ゲリラ撮影は警察沙汰の可能性もあり、リスクが大きすぎる。そこで最近は、下請けから安く買い取るケースが増えているんです」
 ただし、ファンの目が肥えて、中途ハンパな痴漢モノや露出モノでは売れないから、下請けは過激にせざるを得ない。満員電車の中で十数人で本当に集団痴漢するAVや、渋谷のハチ公前で露出させる作品も出始めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080413-00000010-gen-ent