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2008年04月13日(日) 02時10分

<後期高齢者医療制度>常滑市またミス 3割負担を1割に毎日新聞

 後期高齢者(長寿)医療制度の運用ミスが相次いでいるが、愛知県常滑市は12日、窓口での本人負担が3割となる33人について、誤って1割負担としてしまったと発表した。制度の理解が十分でなかったのが原因で、33人に謝罪し新たな保険証を交付する。

 7日に市内の医療機関から問い合わせがあり判明した。本人の負担割合は個人の所得と世帯の所得によっても異なる。市は保険を運営する県の広域連合にデータを通知する際、世帯のデータを送り忘れたため、33人分が誤った負担割合になってしまったという。

 同市では、保険料の算定でも33万円の基礎控除を入力し忘れるミスがあり、2322人が過大請求された。【河部修志】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080413-00000003-mai-soci