記事登録
2008年04月11日(金) 11時01分

人件費、最大400億円削減=医療費助成も縮小−大阪府改革チーム案時事通信

 橋下徹大阪府知事が府財政立て直しのために設置した改革プロジェクトチームは11日、2008年度に1100億円の収支改善を目指す「財政再建プログラム試案」を公表した。08年度中に職員らの人件費を最大400億円削減するほか、医療費助成や私学助成などを計330億円減らす。生活に直結する補助金・サービスを大胆にカットする内容で、府民からの反発が予想される。
 府は府議会や各種団体との調整を経て6月に成案をまとめ、同知事が初めて本格編成する予算案に反映させる。予算案は7月議会に提出予定。
 試案によると、人件費は職員給料総額の10%分に相当する300億〜400億円を削減。削減対象には教員や警察官も含める。 

【関連記事】 46出資法人を半減=大阪府の改革チームが検討
【関連記事】 中国主席、早大で「卓球外交」へ=来月6日来日、奈良・大阪にも
【関連記事】 補助金削減に反対表明=市町村が橋下大阪知事に
【関連記事】 広島弁護士会も懲戒せず=元少年の弁護人ら-光市母子殺害
【関連記事】 交際費や互助会への補助廃止=21億6000万円の府庁改革-橋下大阪知事

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080411-00000033-jij-pol