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2008年04月11日(金) 15時02分

圧力あれば「誠に遺憾」=「靖国」上映中止で−政府答弁書時事通信

 政府は11日の閣議で、ドキュメンタリー映画「靖国」が各地の映画館で上映中止となっていることについて、「映画館に対する嫌がらせや圧力によるものであれば、文化庁として誠に遺憾」とする答弁書を決定した。鈴木宗男衆院議員(無所属)の質問主意書に答えた。
 答弁書によると、映画製作には文化庁所管の基金から助成金750万円が支払われた。一部国会議員の要望で行われた試写会に文化庁が関与したかどうかについては、同庁が配給会社などに要望を伝え、会場を紹介したとしている。 

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