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2008年04月09日(水) 10時05分

米ガソリン需要は前週比2.5%減少=マスターカード・アドバイザーズロイター

 [ニューヨーク 8日 ロイター] マスターカード・アドバイザーズが8日発表したスペンディングパルスの週間報告によると、4月7日までの週の米ガソリン(小売り)需要は1日平均904万3000バレルで、前週比2.5%減少し、2005年4月以来最低水準となった。前年比では6.8%減。
 過去4週間の平均ガソリン需要は920万1000バレルとなり、前年比1.2%減となった。
 ガソリン平均小売価格は1ガロン=3.30ドルと、前週比0.03ドル上昇、前年比では約22%上昇で、マスターカードの調査では過去最高となった。
 マスターカード・アドバイザーズのバイスプレジデント、マイケル・マクナマラ氏は「需要が前年から減少した原因のひとつに、昨年のこの時期に見られたイースター休暇前の需要の伸びがある。ほかの原因としては、08年には通常この時期見られる需要増がなかったことが挙げられる。通常なら季節的に前週比での需要増が見られる時期なので、これは異例といえる」と述べた。
 2007年はイースターが4月8日で、08年の3月23日より遅かった。
 スペンディングパルスは、マスターカード傘下マスターカード・アドバイザーズの小売り調査部門。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080409-00000191-reu-int