記事登録
2008年04月09日(水) 20時50分

チップ払って「釣りざおでスカートめくり」 大阪府警がパンチラ喫茶を初摘発産経新聞

 「パンチラ喫茶」と称して、女性店員にみだらな接待行為をさせたとして、大阪府警保安課と曽根崎署は9日、風営法違反(無許可営業)の疑いで、大阪市北区堂山町の風俗店「P−DOLL(ピードール)梅田中通り店」を捜索、経営者の江畑一作容疑者(33)=兵庫県西宮市=を逮捕したと発表した。同種店舗の摘発は全国初という。

 同店と系列3店舗は「堂々とチラリズムを楽しめる明るいカフェ」と宣伝。メード風衣装にミニスカート姿の女性店員をカウンターに立たせ、客がチップを支払えば釣りざおでスカートをめくる「パンチラ釣り」などのゲームができるシステムだった。
 府警はこうした営業形態から、同店が通常の喫茶店ではなく、府公安委員会の許可が必要な風俗店にあたると判断、無許可営業で摘発に踏み切った。

 調べでは、江畑容疑者は8日夜、ピードール店内で、女性店員のスカート内を鏡でのぞく「手鏡プレー」などのゲームで、男性客を無許可で接待した疑い。

 パンチラ喫茶は2年前ごろに大阪に登場し、現在は府内で約20店舗が確認されているという。府警は「仮に許可があっても、みだらな店舗は積極的に取り締まる」として、営業停止など規制を強化する方針。

【関連記事】
女子高生2人に酒1升 「餃子の王将」書類送検
デリヘルで17歳雇う 父娘ら逮捕
風俗受付所をネットカフェに偽装 ミナミの経営者ら摘発
歌舞伎町で「朝キャバ」「昼キャバ」人気の理由
旅館で登録…兵庫の50軒、実態は「ラブホテル」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080409-00000985-san-soci