記事登録
2008年04月09日(水) 00時00分

マクロ(まくろ)読売新聞


絵・唐沢なをき/文・唐沢よしこ

 ワープロソフトや表計算ソフトを使っていると、けっこう同じ操作を何度も行っているものです。文字を太字や大文字にするとか、表のマスに色を付けるとか。

 気づくと何度も同じメニューを開いたりしてるんですよね。こういったよく行う操作を楽にしてくれるものにマクロがあります。これは決まった操作を簡単なプログラムとして記録して、自動化する機能のことですワン。

 マクロ機能が付いているソフトならば、誰でもマクロを作って操作を自動化することができます。作成したマクロを保存しておけば、いつでも使いたいときに使うことができるのですワン。

 一般のユーザーがローン計算や特定のフォーマットの文書を作るための自作のマクロを配布していることもあり、これらは同じソフトを持っていれば誰でも使えます。

 ほかに、オンラインゲームでもよくマクロという言葉を聞きますワン。キャラクターのに特定の操作を自動でやらせることもマクロと呼ぶのです。魔法の呪文を唱えさせるときのコマンド選びを自動化して、モンスターへの攻撃スピードを速める目的でマクロを組み込むんですな。

 また、自分が寝ている間にマクロでキャラクターに同じ操作を延々と繰り返しやらせて経験値を上げることを寝マクロなどと呼びます。コレはどこのゲームでもたいていルール違反ですし、ユーザーに非常に嫌われる行為です。最近は寝マクロができないようになっているゲームも多いとか。まあ、マクロは便利ですが、嫌がられる場合もあるということですなあ。ワンワン。

唐沢先生の新作コミックをプレゼント


 唐沢なをき先生の最新刊「パソ犬モニ太」(エンターブレイン/税込定価693円)=写真=が発売されました。読売新聞に連載されていた4コマ漫画を本にまとめたものです。飼い主一家やパソ犬仲間との楽しく笑えるデジタルライフを描いた作品です。この本を抽選で3名様にプレゼントいたします。ふるってご応募ください。応募の締め切りは、4月23日(水)です。応募はこちらから。

http://www.yomiuri.co.jp/net/column/yougo/20080409nt03.htm