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2008年04月09日(水) 12時02分

「靖国」上映中止:県弁護士会が上映支持 /新潟毎日新聞

 県弁護士会は8日、新潟市中央区の県弁護士会館で記者会見し、上映中止が問題となっているドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」について、「表現の自由を守るため最大限の努力を行い、関係者に表現の自由を尊重するよう求める」との会長声明を発表した。
 声明は7日に行われた常議委員会で全員一致で可決された。高野泰夫会長は「表現の自由は傷みやすい人権の一つ。(各種団体を)精神的に支えてあげたい」と述べ、反対運動などの問題が起きた際には、弁護士としての実務的対応も検討する考えを示した。
 県内では、新潟市中央区の映画館「シネ・ウインド」で既に上映が決まっている。声明は文書で文化庁や衆参議院、県、映画関係団体などに郵送される。【畠山哲郎】

4月9日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080409-00000037-mailo-l15