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2008年04月08日(火) 06時31分

「殺される」と逃げ出す=野崎容疑者目撃の同僚−台場の遺体切断・警視庁時事通信

 東京都港区台場のマンション一室で、住民でフィリピン国籍の飲食店従業員カミオオサワ・ハニーフィット・ラティリアさん(22)の切断された遺体の一部が見つかった事件で、同僚女性が室内で野崎浩容疑者(48)と出くわした際、「殺されるのではないか」と思い、逃げ出していたことが8日、分かった。警視庁東京湾岸署捜査本部は残る遺体の発見やラティリアさん死亡の経緯解明を進める。
 調べや関係者によると、3日夜、ラティリアさんが出勤しないため、同居する同僚女性が不審に思って帰宅。同容疑者が遺体の一部を抱えている場面に遭遇した。
 野崎容疑者の手元からは遺体が床に落下。同僚は怖くなり、「自分が殺されるのではないか」と思い、慌てて逃げ出した。同容疑者は「どこに行くんだ」と声を掛けたという。 

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