金融庁のインターネット開示書類閲覧システム「ＥＤＩＮＥＴ」に、ソニーなどの株式の過半数を買収したとする虚偽の報告書が提出された問題で、証券取引等監視委員会は８日、報告書を出した会社について刑事告発しないことを決めた。同社社長を精神鑑定した結果、刑事責任能力がないと判断した。
会社は川崎市麻生区のテラメント株式会社。１月２５日、「ＥＤＩＮＥＴ」上にソニーやトヨタ自動車、ＮＴＴ、フジテレビジョン、三菱重工業、アステラス製薬の株式をそれぞれ５１％取得したとする虚偽の大量保有報告書を提出。金融庁の訂正報告書の提出命令にも従わなかった。 アサヒ・コムトップへ
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