記事登録
2008年04月07日(月) 18時47分

<金融担当相>「外資規制すべきでない」 改革姿勢アピール毎日新聞

 渡辺喜美金融担当相は7日、東京都内で開かれた在日米国商工会議所(ACCJ)主催のセミナーで講演し、「国は対日投資促進を妨げるような外資規制はすべきではない」と語った。渡辺氏は政府内で一時、意見が対立し、最終的に規制が見送られた空港会社に対する外資制限問題を例にあげ「福田康夫首相は最初から外資規制を外す考えだった」と強調。政府の規制改革の姿勢をアピールした。

 外資規制をめぐっては、経済産業省が英投資ファンドによる電力卸大手Jパワー(電源開発)の株式買い増しを認めない方針を固めるなど規制を強化する動きがあり、渡辺氏の発言はこうした動きをけん制する意味合いもありそうだ。【永井大介】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080407-00000075-mai-bus_all