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2008年04月07日(月) 17時58分

映画「靖国」問題、中国メディア反日的色彩を抑制かサーチナ・中国情報局

 映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止問題で、中国メディアは7日現在、「在日中国人監督の作品を封殺」、「侵略の歴史暴露を恐れる右翼」などと伝える一方、「日本のメディアは憂慮」、「21カ所の映画館は上映に」などと紹介しており、全面的な対日批判は見られない。

 6日付国際先駆導報は、「稻田朋美議員が前例のない事前試写会を要求」、「上映を予定していた映画館そばに右翼の宣伝車が乗りつけ抗議。上映は取りやめになった」と紹介する一方、「文化界は上映中止に抗議」、「日本のメディアは次々に憂慮を表明」などと伝えた。

 6日付中国新聞社は「新しい動き」として、「日本全国21カ所の映画館が上映に動く」と紹介。同日付重慶晨報も「『靖国』は上映中止せず!」との見出しで、同じ内容を伝えた。(編集担当:如月隼人)

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