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2008年04月07日(月) 17時01分

加護亜依、自殺未遂してた…ハサミで左手首切り夕刊フジ

 2度の喫煙で所属事務所を解雇された元「モーニング娘。」の加護亜依(20)が、自殺未遂や今後の芸能界復帰について胸中を激白した。

 芸能リポーター、梨元勝氏(63)の独占取材に応じ、7日のテレビ朝日系「スーパーモーニング」でも放送された。

 約1年ぶりの加護は、ショートカットに白いブラウスと青のカーディーガンの清楚な雰囲気。まず不祥事に「10代のころの私は無知で何も考えていなくて、自己管理が全然できていなかった。解雇されて、責任の重大さを実感し、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪した。

 たばこには、あこがれがあったといい、「自分が抱えきれない問題が大きくて、つい」と振り返った。そして「何度かリストカットというものに手を出した」とこれまで語らなかった解雇後の自殺未遂を告白した。

 文房具用のハサミで左手首を深く切ったという。「もうこの先ない、って思ってしまった」と、追いつめられた心境を語った。傷については「深かったです。大変でした。病院に行けないので包帯を巻いてガーゼをあてて、(傷口を)くっつけるしかなかった。その時、いろいろな人に迷惑をかけてしまって、絶対にしないと誓った」と明かした。

 どん底の時期を支えたのは、18歳年上の恋人で、人気カフェオーナーの石本靖幸氏。2度目の喫煙が発覚した際に一緒に草津へ旅行したことが週刊誌で報じられた。

 「私の父親と母親がその日に離婚してしまいまして、私が落ち込んでいる時に彼が『どこか遠くでも行こうか』ということで」と誘われ、泊まったのも「雪が深くなって危ないから」と言われたことがきっかけだったという。

 「行く場所もない、帰る場所もない、仕事に行く仕事もない、お金もない。本当に、だけどそこで支えてくれたのが石本さん」「親身になって今まで助けてくれたり、これからも私の相談相手のひとりとして見守ってくれています」と、交際が順調であることがうかがえたが、結婚については「まだそこまで考えていない」と否定した。

 加護は事務所から解雇された後、「日本にいるだけで犯罪者みたいな気持ちだった」と、昨年5月から石本氏と2人でロサンゼルスに約3カ月滞在した。その後、女優を目指し、英会話やボイスレッスン、ダンスレッスンを受けているといい、「今後は女優としてファンに恩返ししたい」と明るく締めくくった。

【梨元氏「半年前から相談」】

 梨元氏は夕刊フジの取材に「加護さんとは、半年ぐらい前から何度か会って相談を受けていました」と明かす。「今年2月7日の誕生日には、10人ぐらいでお祝いをしました。石本さんとも2人で仲良くケーキの火を吹き消していましたよ。女優として復帰したいという願望があり、20歳になったのを機に、きっちり反省の気持ちを連載しようということになりました」

 加護の独占告白は携帯サイト「梨元★芸能!裏チャンネル」で7回に渡って連載される。

【謹慎中に2度目発覚】

 加護は2006年1月末、東京・恵比寿のレストランで喫煙しているのを写真週刊誌「フライデー」で報じられ芸能活動を休止、奈良の実家で謹慎生活を送っていた。昨年1月に再び上京、所属事務所で雑務に励みながら復帰のタイミングをうかがっていた。その最中の同年3月、今度は石本氏と群馬・草津温泉へ1泊の温泉旅行に出かけ、東京へ戻る際の車中で喫煙していたと3月26日発売の「週刊現代」で報じられた。謹慎中の2度目の喫煙発覚という事態を重く見た所属事務所は加護を同日付で解雇した。

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