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2008年04月04日(金) 17時10分

ガソリンの買いだめ危険 消防署がスタンドを巡回両丹日日新聞

 揮発油税の暫定税率期限切れに伴い、福知山市内でも多くの給油所が3日から、ガソリン価格を20円前後下げだした。ドライバーは一様に歓迎しているが、暫定税率は復活する可能性があり、この機に買いだめをと考える人もいそう。そこで福知山消防署は3、4両日、市内の各ガソリンスタンド42カ所へ出向き、「ポリタンクでのガソリン販売は絶対にしないで下さい」と確認して回っている。
 消防法では、ガソリンは性能試験に合格した金属製容器にしか入れられず、灯油などを入れるポリタンク(プラスチック容器)では代用できない。金属製容器の価格を考えると、新たに容器を買い求めてガソリンを買いだめするメリットはなさそう。またガソリンは静電気でさえ引火するなど管理が難しく、消防署は「自宅で保管するのはお勧めできません」という。

 また消防署は市内の自家用給油所26施設にも、不法な貯蔵をしないよう指導している。


写真=ガソリンスタンドを訪れチラシを手渡しながら注意を促す消防署員

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080404-00000003-rtn-l26