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2008年04月04日(金) 21時58分

毅然とした態度を 「靖国」で日弁連会長が談話産経新聞

 「靖国 YASUKUNI」の上映を取りやめる映画館が相次いでいる問題で、日本弁護士連合会(日弁連)の宮崎誠会長は4日、「二度とこのような事態が生じないよう関係機関に表現の自由を最大限尊重するよう求め、映画関係者に対し不当な圧力に決して萎縮(いしゅく)することなく毅然(きぜん)とした態度で臨むことを要請する」との談話を発表した。

 談話の中で宮崎会長は「不当な圧力で公開が制約されるとすれば、表現の自由と国民の知る権利が侵害されるのは明らか。市民の自由・人権が深刻な危機にさらされることになる」と指摘している。

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