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2008年04月03日(木) 03時11分

女性教諭に腹ばいで問題解かされ…小2女児が不登校読売新聞

 福岡市立博多小で3月、当時2年生の女児(8)が、担任の20歳代の女性教諭から教室外に連れ出されて放置されたり、床にはうような姿勢で問題を解かされたりして精神的苦痛を受け、不登校になっていたことがわかった。

 女児は不眠や自傷行為を繰り返し、病院から強い不安感に襲われる「強迫性障害」の疑いがあると診断された。市教委は「不適切な指導で申し訳ない」と謝罪している。

 同校は、教室と廊下を仕切る壁や窓がない構造。市教委や女児の保護者などによると、女児は3月14日の始業前に、忘れ物をしたことで教諭から「このクラスの子ではない」という趣旨の言葉で強くしかられ、いやがるまま1年生が授業を受けている教室まで連れ出され、放置された。

 1時間目の途中、集合写真を撮るため、教室に呼び戻されたが、終了後、再び教室の外の廊下部分に出された。2時間目はその場所で、算数のプリントを手渡され、床にはうような姿勢で問題を解いたという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080402-OYT1T00842.htm