記事登録
2008年04月03日(木) 17時18分

プーアル茶を寝かせて一攫千金!? COURRiER Japon + hitomedia

シンガポールでは投資目的でプーアル茶を買う人が増えている。プーアル茶は発酵茶であるため、年が経つにつれて味や香り、色合いなどの深みが増していく。このためワインと同じように、年代物の茶葉は値段が跳ね上がるのだ。事実、2002年に6ドル(約640円)だったプーアル茶が、すでに60ドルにもなっているという。
10年物のプーアル茶は250グラムの包みが平均80ドル程度で取り引きされており、20年物になるとその3倍の値がつくといわれている。さらに30年以上前のものは、当時、中国からの貿易ルートが確立されていなかったため、常に品薄状態で、いっそう価格上昇に拍車がかかっている。
1930年代の茶葉は15万ドルもするし、最も高級な200年物の茶葉となると、その値段は骨董品クラスだ。
こうしたプーアル茶の値上がりに目をつけた投資が最近ますます過熱しており、もったいなくて飲めないほどのお茶を巡って、投資家の思惑が蠢いている。

ストレーツ・タイムズ(シンガポール)より。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080403-00000000-cou-int