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2008年04月03日(木) 17時32分

小学生向け英語教材試作=285単語を学習−5、6年の必修化で文科省時事通信

 2011年度の小学5、6年生の英語必修化に備え、文部科学省は3日、試作した授業用教材「英語ノート」を公表した。2年間で計285単語を学ばせることを想定しているが、読み書きではなく会話に主眼を置き、イラスト中心の構成にした。
 文科省は前倒しで授業を行ってもらうため、今年度、試験的に一部学校で使用させた上で、09年度の5、6年生全員分の約250万部を配布する。同省教育課程課は「英語に触れ、コミュニケーション能力の素地を作ることが大事。従来の中学1年程度の内容だが、各学校に合った使い方をしてほしい」としている。
 教材は両学年ともB5判、64ページでカラー印刷。ほぼ全ページがイラストで埋まり、教師やほかの児童との英会話の材料にしたり、英語のCDを聞いて、空欄に記号や日本語を書き込んだりする。5年生用は英単語自体の記載が少ない。 

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