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2008年04月02日(水) 16時55分

Windows Mobile 6.1、Internet Explorer Mobile——H.264、Flash、Silverlight対応などRBB TODAY

 米Microsoftは現地時間1日に、ラスベガスで開催された「CTIA Wireless 2008」においてモバイル機器向けOSの最新版となる「Windows Mobile 6.1」とウェブブラウザ「Internet Explorer Mobile」を発表した。携帯電話メーカーに対して、2008年の第3四半期には提供開始とのことで、対応機種は2008年末までに登場の予定だ。

対応機種は2008年末までに登場

 ラスベガスでの基調講演において、同社のロビー・バッハ氏(President of Entertainment and Devices Division)が「Windows Mobileに新たにつけ加えられたイノベーションは、あなたの世界の管理方法を劇的に容易にする」と述べるなど、「Windows Mobile 6.1」「Internet Explorer Mobile」では情報管理において、大きな進歩を遂げたとのこと。

 「Windows Mobile 6.1」では、「System Center Mobile Device Manager 2008」をサポートすることで、WindowsベースのPCと同様に各種情報を集中管理することが可能となった。またファイアウォールを経由して会社のデータにもアクセス可能となる。「Exchange Server 2007 SP1」にも対応する。「Internet Explorer Mobile」は、Internet Explorer 6の技術をベースに、デスクトップPC同等品質でのウェブ閲覧が可能なのはもちろん、H.264、Adobe Flash、Silverlightなどをサポートする。

 なお、企業向けのWindows Mobile 6.1用サービス構築ソリューション「Microsoft Mobile Services Plan(MMSP)」も同時に発表された。

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