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2008年04月02日(水) 20時24分

沖縄ノート訴訟、元軍人側が控訴朝日新聞

 太平洋戦争末期の沖縄戦を取り上げた岩波新書「沖縄ノート」(岩波書店)などをめぐる出版差し止め・損害賠償請求訴訟で、住民に集団自決を命じたと書かれ、名誉を傷つけられたと主張している原告の元戦隊長側は2日、集団自決への「旧日本軍の深い関与」を認定して請求を棄却した3月28日の大阪地裁判決を不服として、控訴した。

 原告は、大阪府内に住む元座間味島戦隊長の梅沢裕さん(91)と、元渡嘉敷島戦隊長の故・赤松嘉次さんの弟秀一さん(75)。原告弁護団は大阪地裁判決について「法解釈も事実認定も不当。偏見に満ちた判決だ」とコメントした。一方、被告で著者の大江健三郎さん(73)は「集団自殺が殉国死だった、美しい死だったという、この悲劇の美化に私は抵抗し続けます」との談話を出した。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0402/OSK200804020083.html