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2008年04月01日(火) 12時11分

<人事>駐米大使に藤崎氏 駐英大使に海老原氏毎日新聞

 政府は1日の閣議で、藤崎一郎ジュネーブ国際機関政府代表部大使を駐米大使に、海老原紳インドネシア大使を駐英大使にあてる人事を決めた。

 福田康夫首相の就任後、外交重視の「福田カラー」を出すための人事が注目されたが、谷内正太郎前事務次官の後任選定が難航。今年1月に藪中三十二事務次官の就任が決まり、藤崎、海老原両氏の大使人事も内定した。しかし海老原氏の後任者についてのインドネシア側の承認手続きに手間取り、正式発令が遅れた。

 藤崎氏は、01年9月から約6年半の長期にわたり駐米大使を務めた加藤良三氏の後任。海老原氏は野上義二氏の後任となる。

 【略歴】藤崎 一郎氏(ふじさき・いちろう)69年慶大中退。駐米公使、北米局長、外務審議官。鹿児島県出身、60歳。

 【略歴】海老原 紳氏(えびはら・しん)71年東大中退。条約局長、北米局長、内閣官房副長官補。東京都出身、60歳。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080401-00000046-mai-peo