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2008年03月28日(金) 03時12分

岐阜のパチスロ店経営グループ3社、3億8千万円脱税容疑読売新聞

 岐阜県内中心にパチスロ店を展開する「WINグループ」の3社(岐阜市)が、2006年までの3年間で、計約12億円の所得を隠し、法人税計約3億8000万円を脱税したとして、名古屋国税局から法人税法違反の疑いで岐阜地検に告発されていたことが27日、わかった。

 追徴税額は重加算税などを含め、計5億円を超えるとみられ、すでに修正申告している。

 告発された3社は、パチスロ店経営会社の「WINDOM」と「エスパーク」、経営コンサルタント会社の「ウインズ」。

 関係者によると、パチスロ店経営会社2社は、売り上げを集計するコンピューターを操作して、所得を圧縮。計約11億4000万円を隠し、法人税計約3億6000万円を免れた。

 ウインズは、グループ会社の宣伝などを請け負っていたが、広告料金などにかかった経費を水増しして計上。所得約6000万円を隠し、法人税約2000万円を脱税した。

 民間調査会社などによると、同グループは愛知県や岐阜県にパチスロ店8店を展開。岩本元植社長(45)が代表取締役を務めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080328-00000006-yom-soci