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2008年03月26日(水) 09時59分

大型スーパー各社、ガソリンスタンド経営を積極検討YONHAP NEWS

【ソウル25日聯合】政府が石油製品価格の安定を図るため、大型スーパーなどにガソリンスタンド事業を認める方策を推進すると25日に決定したことに対し、大型スーパー業界は「事業性を検討する価値がある」との反応を示している。ただ、これまで事業を検討したことがなく、法で認められたとしてもすぐの事業進出は難しく、多方面から進出可否を検討する必要があるという。
 今後積極的に推進するというロッテマートでは、既存の店舗のうちガソリンスタンドを設置できる店舗を把握する一方、新たに確保する店舗の場合はスタンド事業の進出も視野に入れ用地確保を推進することもできるとした。同事業の収益性が大きいと判断されれば、既存店舗の場合は余った敷地や駐車場などを利用しスタンドを設置する方法もあるが、設置時の顧客の安全性問題や石油製品の供給先確保などを検討しなければならないと話す。

 Eマートも、現実的な難点はあるものの事業には検討価値があるとの見方を示す。石油製品流通市場の革新に向けた制度改善の流れを見守りながら、外資の大型流通業者のガソリンスタンド事業の実態などを参考に、進出を検討するという。ただ、海外では大型スーパーが主に郊外にあるのに対し、韓国はアパート団地に隣接するため安全性で問題があるとしている。

 ホームプラスは、ガソリンスタンド事業の妥当性を検討したことはないが、事業性と法律面、土地確保、石油製品の供給先確保などを確認した上で進出問題を決定すると述べた。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080326-00000004-yonh-kr