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2008年03月26日(水) 21時31分

「両手で肩を押した」=行くあてなく電車に−突き落とし殺人、少年供述・岡山時事通信

 JR岡山駅で25日夜、岡山県職員の假谷国明さん(38)がホームから突き落とされ、列車にはねられ死亡した事件で、逮捕された大阪府大東市の少年(18)が、県警岡山西署の調べに「無言で(假谷さんの)肩のあたりを両手で押した」と供述していることが26日、分かった。
 少年は「大阪を離れたいと思った。行くあても確認せず電車に乗った」とも話したといい、同署は事件を起こした経緯について調べを進める。
 調べに対し、少年は25日朝に家を出たことについて、「進学希望があったが、経済的な理由であきらめたことも理由の一つ」と話している。事件に対する反省の言葉はないという。
 一方、少年の父親(56)は26日、岡山市内で記者会見。それによると、父親が25日午前7時半ごろ、外出先から携帯電話をかけ、「就職するなら頑張って運動しいよ」と話したところ、少年は「はーい」と普通に答え、普段と様子は変わらなかった。 

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