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2008年03月22日(土) 07時50分

土浦刺殺 24歳無職男を指名手配 部屋に血のついた着衣産経新聞

 茨城県土浦市中村南の無職、三浦芳一さん(72)が自宅の玄関先で殺害された事件で、土浦署捜査本部は21日、殺人容疑で土浦市中村東、無職、金川真大容疑者(24)の逮捕状をとり、全国に指名手配した。金川容疑者は現場付近に放置されていたマウンテンバイクの所有者で、事件後、行方がわかっていない。捜査本部が金川容疑者の部屋を家宅捜索したところ、三浦さんと同じ血液型の血のついた着衣を押収。金川容疑者が三浦さんを殺害した疑いが強いとみて指名手配に踏み切った。

 調べでは、金川容疑者は事件後、携帯電話を置いたまま外出、家族も連絡がとれなくなっている。ただ、金川容疑者の部屋からは三浦さんと同じB型の血が付いた着衣が見つかった。

 金川容疑者は身長約170センチでやせ型。定職を持たず、1月ごろまで市内のコンビニでアルバイトをしていた。家族ともあまり会話がなく、事件当日の外出にも気づかなかったという。

 三浦さんは19日午前8時ごろ、妻(60)を仕事先の大型スーパーに車で送って帰宅。午前9時20分ごろ、同居する次女(34)が「助けてくれ」という声で玄関先にかけつけたところ、血を流して倒れている三浦さんを発見した。

 マウンテンバイクは三浦さんが倒れていた場所から数メートル離れた路地に放置され、血痕がついていた。午前9時ごろには、近くの土建会社のフォークリフトがブロックの搬送作業をしていたが、路地に自転車はなかったという。犯行はこの短い時間帯で行われたとみられる。情報は土浦署捜査本部フリーダイアル0120・240・175へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080322-00000003-san-l08