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2008年03月21日(金) 22時21分

失業給付金の不正受給、高松職安の次長が手貸す…懲戒免職読売新聞

 顔見知りの夫婦に失業給付金を不正に受給させるため、申請書類を偽造したなどとして、香川労働局は21日、高松公共職業安定所の次長(52)を懲戒免職、所長を減給10分の1(6か月)の懲戒処分とし、次長と、不正受給した高松市内の男性(62)とその妻(61)を詐欺容疑で高松北署に告発した。

 次長は「断りきれなかった」と話しているという。同労働局によると、次長は事業所部門統括職業指導官だった1998年4月、男性の妻が会社を退職したように装う離職証明などの書類を同僚に偽造させ、失業保険を不正に給付させた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080321-OYT1T00650.htm