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2008年03月13日(木) 19時18分

上祐氏「時間かけ理解得たい」 アーレフ脱会から1年朝日新聞

 オウム真理教(アーレフに改称)を脱会した上祐史浩前代表(45)らが昨年5月に設立した新宗教団体「ひかりの輪」が13日、東京都世田谷区南烏山の本部で記者会見した。上祐氏は脱会から1年間の経緯を説明し、「情報公開を進め、時間をかけて理解を得たい」と語った。

 オウム真理教やアーレフで使われていた教材などについて「専従会員(出家信徒)については破棄は徹底した」とし、松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚の影響を排除したと強調。今後は非専従会員(在家信徒)についても破棄を進めるという。

 地下鉄サリン事件などの被害者賠償については「年間800万円の支払いを続けられるよう努力する」と述べた。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY200803130342.html