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2008年03月13日(木) 07時51分

懲戒免職の同僚にカンパ 京都市上下水道局所長ら産経新聞

 勤務時間中にたびたび無断で職場を離れたとして懲戒免職になった京都市上下水道局の元統括主事に対し、職場の管理職や同僚がカンパをしていたことが12日、わかった。生活支援のための任意のカンパで同局は容認しているが、職員不祥事一掃を公約とする門川大作市長の掛け声とどこかずれた現場の対応といえそうだ。

 同局によると、カンパは上下水道局排水事務所に所属する労働組合員が中心となって募り、同事務所に所属する係長級以上の職員11人のうち数人もカンパに参加したという。懲戒免職になった元職員を経済支援するために募られたもので、強制的なものではないという。

 同局の西村誠一郎局長は「状況的に不適切だったが、任意の生活支援のためのカンパで、善意でやっていることについて断罪するつもりは全くない」と話した。


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