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2008年03月12日(水) 00時00分

県弁護士会と志布志事件元被告らが取り調べの可視化求め署名活動読売新聞

可視化を求めるビラを配る野平弁護士(右)

 2003年の県議選を巡る買収無罪事件(志布志事件)を受けて、県弁護士会の弁護士らが11日、事件の元被告10人らと一緒に、鹿児島市の繁華街・天文館で取り調べの録音・録画(可視化)を求める署名活動を行った。

 日本弁護士連合会の呼びかけで、全国で100万人以上の署名を集め、4月以降、衆参両議院長に提出することにしている。

 この無罪事件の代理人を務めた野平康博弁護士は「警察や検察が可視化を拒んでいるが、供述を何度も見直せる点など、捜査側にも可視化のメリットはある」と訴えた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080311-OYT8T00660.htm