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2008年03月12日(水) 16時01分

京都市配水事務所:懲戒免職職員へ退職金代わりカンパか /京都毎日新聞

 職場を抜け出した職員が懲戒免職になった京都市配水事務所で、職員の退職金代わりのカンパが行われていた疑いが11日、浮上した。この日の市議会普通予算特別委員会で、井坂博文議員(共産)が内部告発があったことを明らかにした。明石隆夫・市服務監は「聞き及んでいない」と答弁。市側は調査に乗り出すことを決めた。
 市上下水道局は先月、勤務中に職場を抜け出す「中抜け」を繰り返したとして、配水事務所の50歳代の男性職員を懲戒免職にした。井坂市議が受けた内部告発によると、退職金が支給されない男性職員のため、同僚が職場内でカンパを募ったという。
 井坂市議は特別委の質疑で「管理職もカンパに参加したとの情報がある」とも指摘した。同局は管理職に事実確認をし、12日の別の特別委で答弁する方針。【朝日弘行】

3月12日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080312-00000198-mailo-l26