2008年03月07日(金) 15時34分
サムニン幹部に実刑判決 高齢者狙ったリフォーム詐欺(産経新聞)
高齢者を狙ったサムニングループのリフォーム詐欺事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の罪に問われたグループ親会社「エム・エイチ・エス」元社長、小川隆司被告(40)と元幹部、小松茂樹被告(37)ら3人の判決公判が7日、東京地裁で開かれた。井口修裁判長は、小川被告に懲役8年(求刑懲役12年)、小松被告に懲役6年(同懲役10年)を言い渡した。
井口裁判長は、従業員の供述や会社の書類などから「会社の活動としてリフォーム詐欺をしていたことは明らか」と小川被告らの共謀を認定。その上で「誰もが潜在的に抱いている震災への不安につけ込んだ卑劣な犯行で、身勝手極まりない動機に酌量の余地は全くない」と断じた。
判決によると、小川被告らは平成13〜16年、埼玉県入間市の男性=当時(55)=らから、リフォーム代金として計約650万円をだまし取った。
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